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難聴ってなに?
みなさんのイメージでは、難聴とは「聞こえが悪くなること」だと思いますが、医学的にはそれだけではありません。
例えば「耳鳴り」や「耳閉感(じへいかん:車や列車でトンネルに入った時おきる耳がふさがった感じがすることです)」さらには「めまい」でも難聴はおこることがあるのです。
「なんか最近耳鳴りがするなぁ」
とか
「お風呂で耳に水が入ったのかずっと耳がつまった感じが気になる」
といった症状が実は難聴からおこることがあります。
「耳鳴りはあるけど聞こえは普段の生活で困らないし、まぁいいか・・・」
という方でも低い音だけが聞き取りにくくなる難聴になっていることがあります。
「難聴」はむしろ「耳に関する症状」ではおこってもおかしくないと考えていただくのがよいと思います。
では実際には難聴にはどんなタイプがあるのでしょうか?
次のページで難聴をタイプ別に説明します。
難聴の3つの種類
難聴には、大きく分けて3つの種類があります。
一つ目は外耳道から中耳にかけて原因がある場合の難聴です。これを伝音難聴〈でんおんなんちょう〉といいます。代表的なものは、鼓膜に穴があいてる状態の慢性中耳炎や、中耳に液体(滲出液)がたまる滲出性中耳炎などの場合です。この伝音難聴の場合には、耳管(じかん)という管で鼻とつながっており、鼻水のばい菌がこの耳管をとおって中耳に悪さをすることで起こることが多いです。他にも中耳には問題がなくても耳あかが外耳道につまって耳栓のようになり、難聴がおこることがあります。
二つ目は内耳(聞こえの神経)に原因がある場合の難聴を感音難聴〈かんおんなんちょう〉です。年齢とともに聞こえが不自由になる老人性難聴や急に耳の神経の調子が悪くなる突発性難聴などがあります。この感音難聴は、ウィルスが内耳に悪さをしておこることもありますが、原因がはっきりしないことも多いです。
三つ目は心因性難聴(しんいんせいなんちょう)です。これはは耳には原因となる病気がなく、こころが原因でおこる難聴です。自分では難聴の自覚がなくて日常生活でも気づかれずに、定期健康診断の聴力検査で、はじめて疑われる場合と、「耳の中で音がする」とか「耳が聞こえない」などの訴えで耳鼻咽喉科を受診して診断される場合とがあります。この両方を合わせると、小中学生で1万人に5〜8人くらいです。男子より女子に多く、6〜12歳に多くみられます。
難聴はお年寄りだけではない!?
難聴というのは、「耳が遠くなる」というイメージもありますが、お年寄りに限らず赤ちゃんから大人の方までどなたでも難聴になることがあります。
赤ちゃんの場合は生まれつきの場合の「先天性(せんてんせい)難聴」というものがありますし、幼稚園や保育園のお子さんは耳の奥に水がたまる「滲出性(しんしゅつせい)難聴」が多くみられます。
また、大人の方ではストレスからもくる「突発性(とっぱつせい)難聴」やめまいも一緒におこる「メニエル病」といった病気もみられます。
「まだ若いし・・・」と思っている方でも難聴や耳鳴りや耳閉感(じへいかん)が気になったら早めに耳鼻科で相談することをお勧めします。
岡山県岡山市南区福浜西町、福浜市営住宅より徒歩1分の場所にある耳鼻科、みやはら耳鼻咽喉科です。当院では赤ちゃんからお年寄りまで岡山市の市民をはじめとする全ての方に安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同がんばっています。
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