HOME > 難聴は治らないのですか?
治る難聴 治りづらい難聴
伝音難聴の多くは、治療によって聞こえを回復させることができます。
感音難聴のうちで急に悪くなったもの(急性感音難聴〈きゅうせいかんおんなんちょう〉、突発性難聴〈とっぱつせいなんちょう〉など)は治せるものもありますが、徐々に進行する難聴(老人性難聴など)や、うまれつきの感音難聴などは治すことは困難です。しかし最近は、いままで治療法のなかった感音難聴であっても特に難聴が重い人に人工内耳(じんこうないじ)の手術が行われるようになりました。これは、音を電気的な信号に変え、この信号を内耳にうめこんだ電極に伝えて、直接内耳の神経を刺激して音を感じさせる方法です。
心因性難聴では診断がついたら、患者さんや家族の方に「難聴をおこす耳の病気がないこと」「普通に聞こえていること」を話し自信をとりもどしてもらうと、比較的早く正常になる場合が多いようです。それでも変わらない場合は、カウンセリングなどを行うこともあります。難聴が改善してもなお、生活環境への配慮は必要です。この場合、学校の先生やお家の人の協力も必要になります。一旦よくなったと思っても再発するお子さんもいます。治るお子さんの約半数は6カ月以内で治りますが、残りの半数の方はだいたい3年以内には治るようです。
適切な治療のタイミング
結論からいいますと、難聴の治療は「早ければ早いほどいい」ということになります。
耳あかが原因だったりする場合は時間がたっていても問題はないのですが、例えば「突発性難聴」のような急におこる難聴の場合には時間がたちすぎると、難聴がよくならない場合があります。
受診された方の中には
「仕事が残業続きで受診できなかった・・・」
とか
「そのうちよくなるだろうと思っていたら1週間たってしまった」
といったお話も稀に伺います。
ただ、難聴は一度時間がたってしまうと「入院して安静にした上で毎日点滴」といった強力な治療でもよくならない場合があります。よくならなかったら、場合によっては一生難聴はそのまま続くことになるので、心当たりのある方は早めに耳鼻科を受診することお勧めします。
聞こえが戻りづらい場合は?
聞こえが戻りづらい場合、難聴が改善できるかは原因となる病気で対策が変わってきます。
例えば急に難聴の症状あらわれる「突発性難聴」の場合、飲み薬で効果がなければ点滴をしたり、より効果をあげるために入院して安静にした上で点滴をしたり時には耳の神経に栄養となる酸素をたくさん送りこむ高気圧酸素治療まで行うことがあります。
めまいを伴う難聴の病気の「メニエル病」では、耳の神経に効く水薬の量や服用する期間を聴力をこまめにチェックしながら調節していったりします。
さらには、鼓膜に穴があく中慢性中耳炎や耳の奥に水がたまる滲出性中耳炎といった場合には鼓膜の穴をふさいだり、鼓膜に穴をあける手術をすることで難聴を改善させることができる場合があります。
「聞こえが戻りづらいなぁ・・・」と思ってもあきらめずに治療法がないかお医者さんで相談してみましょう。
岡山県岡山市南区福浜西町、福浜市営住宅より徒歩1分の場所にある耳鼻科、みやはら耳鼻咽喉科です。当院では赤ちゃんからお年寄りまで岡山市の市民をはじめとする全ての方に安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同がんばっています。
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