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年配の方からの多い悩み
年配の方から「人と話しててよくわからないんだけど・・・」と相談を受けることがありますが、なぜ年配の方はあやわかりがしないことが気になってくるのでしょうか?
その原因は加齢現象によって引き起こされる感音難聴です。つまり内耳(聞こえの神経)の機能が低下して音が聞こえにくくなり、また中枢神経の機能も落ちるので言葉の判断力も悪くなります。
話を聞き取りづらい方とのコミュニケーション
話を聞き取りづらい方とのコミュニケーションではどうしたらよいのでしょうか?
以下の4点について気をつけて話をしていただくとよいと思います。
(1)なるべく静かなところで
老人性難聴の方は音がひずんで聞こえやすいので、まわりでざわざわしていると特に人の話が聞き取りにくいです。周囲で音がしている時は会話をする前にまわりが静かな状況になるような気配りをしてみてください。(2)1対1で
複数の人との会話では話をする人が代わるたびに脳でもスイッチを切り替えています。これは特に年配の方では脳がうまく対応できないことも増えてくるので、できれば1対1の形で話をすることをお勧めします。そうすることで、会話に集中しやすく聞き取り能力もアップします。
(3)相手の顔を見ながら
会話では相手の声だけでなく表情なども脳で情報として分析しながらすすめていきます。相手の顔を見ながら会話をすることでより相手の方の会話で使える情報量が増えますし、またより声が相手の耳に届きやすくなります。(4)ゆっくりはっきりと、普通より少し大きめの声で
会話をしていると特に身内の方との会話ではどうしても気安さから早口になったりしがちです。また声の大きさも小さくなりやすい傾向になります。とくに年配の方とは、「ゆっくり」「はっきり」「少し大きめの声で」話をしてみるようにしましょう。補聴器という選択肢
補聴器をしていると周りの人から耳が遠いと思われるというのがいやで補聴器を敬遠される方が少なくありません。しかし、耳から入ってくる音の情報が増えると人とのコミュニケーションがスムーズになったり、脳への刺激も増えたりしてより生活を楽しむことができます。
現在の医学では加齢による難聴などはまだまだ聞こえをよくする治療法が少ない状態です。そんな中で「聞こえやすくする」手段として補聴器があげられます。
補聴器も万能ではありませんが、うまく使うと難聴のない方とも難聴を意識せず接する自信ができるなど「聞こえやすさ」にとどまらないメリットがあります。
「補聴器なんて・・・」とためらわれている方も一度試しに使われてみてはいかがでしょうか?
岡山県岡山市南区福浜西町、福浜市営住宅より徒歩1分の場所にある耳鼻科、みやはら耳鼻咽喉科です。当院では赤ちゃんからお年寄りまで岡山市の市民をはじめとする全ての方に安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同がんばっています。
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