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難聴の薬
難聴に効く薬はあるのでしょうか?
これは難聴をおこしている原因によってある場合もあります。
耳を手前から外・中・内と分けて、外側の病気から説明していきます。
「外側」の部分である「外耳道:がいじどう」では悪さをして耳の中の皮膚が腫れる「外耳炎(がいじえん)」やカビが悪さをして耳の中にカビの塊が耳栓のようになる「外耳道真菌症(しんきんしょう)」といった病気があります。
外耳炎はばい菌を殺す薬(抗生物質:こうせいぶっしつ)をのんだり耳の中に垂らしたり(点耳薬:てんじやく)します。
外耳道真菌症は、カビに効く薬(抗真菌薬:こうしんきんやく)を塗ったりします。
「真ん中」の部分では鼓膜(こまく)といって音をキャッチする薄い膜からその奥の空洞(中耳腔:ちゅうじくう)にかけてですが、ばい菌が悪さをする急性中耳炎や慢性中耳炎の場合には抗生物質を使います。ただし、ばい菌がずっと住み着いてしまい耳だれが続く慢性中耳炎の場合は完治には手術が必要なことが多いです。水(体液)が中耳腔にたまる滲出性(しんしゅつせい)中耳炎では水が体に吸収されやすくするムコダインというシロップをのむ場合があります。
「内側」には骨の中に埋まっている聞こえを感じる部分(蝸牛:かぎゅう)があり、蝸牛が調子を崩す低音障害型難聴、や突発性難聴の場合には副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンが特効薬になることが多いです。ただし難聴がおこってから時間がたちすぎていると効かないです。同じ耳の内側の病気のメニエール病では利尿剤(りにょうざい:尿を出しやすくする薬)であるイソバイドが特効薬です。
ここであげた薬は病気のひどさや病気がおこってからの時間によっても変わってきますので、参考程度と考えてください。
岡山県岡山市南区福浜西町、福浜市営住宅より徒歩1分の場所にある耳鼻科、みやはら耳鼻咽喉科です。当院では赤ちゃんからお年寄りまで岡山市の市民をはじめとする全ての方に安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同がんばっています。
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